介護1年生の日記「介護職への転職メリット」

こんにちは、介護はじめました。newginです。

昨年11月、晴れて某メーカーのグラフィックデザイナーというお仕事から足を洗い、以前から興味のあった介護の仕事に飛びこみました。

退職の翌日に介護専門の派遣会社に登録し、登録日初日に紹介されたのが現在の勤務先です。自宅から自転車で10分。少しお金持ちの多い地域に立てられた有料老人ホームで、同じ介護職で働いている知人に聞いてみても「環境のよい施設だと思う」と言ってもらえる施設です。

ちなみに今回経験も資格も完全に0の状態からのチャレンジになります。

祖父母とは疎遠のため殆ど接したこともなく、父親はまだあまりにも元気すぎるため老人と接する機会はほとんどありません。

持っている武器は「やる気」と「高齢者に気に入られやすい」という特性のみです。

介護職への転職に関して、今のところ妻をのぞくすべての人から「なぜ介護職を選んだの?」とか「そこ以外に選択肢がない状況なの?」とか「そもそも派遣ってどうなの?」と、腫れ物にさわるような反応をうけている最中ですが、給与面を除けば以前より快適な暮らしを送っています。

どうやら介護という仕事のもつ特性や会社勤めの時では異なる今の働き方が自分にフィットするようです。

1回目の日記になりますのでこの転職でよかったと感じられることを書いてみます。

1.体を動かす仕事とクリエイティブな仕事の両立

僕はよく人から「完全なインドアのクリエイティブ派(引きこもり?)」と思われがちなのですが、実は体を動かさないと精神とのバランスがうまくとれないタイプです。

過去やってきた仕事の中で一番バランスがとれていたのが、「日中は営業マンとして飛び回り、帰社後深夜までと、早朝から始業までの時間でデザイン業務を行う」というブラック指数の高い会社でした。

ここ数年は社内でパソコンとにらめっこするだけの仕事が多かったのですが、労働時間は減っても精神的なバランスがなかなかとれませんでした。

おかげさまで現在は介護の仕事をしている時間帯で肉体をほどよく使ったり、利用者さんとコミュニケーションを楽しんだりしながら、夜にはぽつぽつと依頼を受けるデザイン業務やライティングのお仕事をする、という生活を行っています。

ほどよく体を動かしているのでご飯も美味しいですし、家族との時間もぐっと増えました。この時期の子供の成長を間近で見ること以上に重要なことなんて、今では全く考えられません。

2.ホスピタリティが解放できるお仕事

これまでやってきた仕事と圧倒的にちがうのがこの部分です。

一般的に仕事というのは契約が成立してから商品やサービスを提供するのがあたりまえですよね。飲食店やサービス業なども店内にはいり注文した時点ではじめて「契約成立」と認識されサービスの提供が行われています。

ただし、介護の仕事ではこの感覚では何もできません。

言葉がうまくしゃべれない高齢者さんに自分から積極的に声掛けをしたり、深夜どうしても眠れない人の傍に一晩つきそって話を聞いたり、利用者さんそれぞれの趣味や健康状態を加味しておやつを変えてみたりなど、どれもこれも利用契約に書かれたものではありませんが、介護の世界では当たり前のように行われています。ホスピタリティの精神がないとおよそできない非効率な作業が非常に多いのが特長です。

この点、newgin見た目はそう見えませんが、本質的にホスピタリティ全開の人間です。

これまでの職場ではサービスを提供する相手の前に「得意先」「会社」「上司」などの壁があったため、「得意先を納得させるためにだけ作る、情報のかたよった資料」や「自分の意思とは異なる上司が気に入りそうなデザイン」など、ホスピタリティの精神のかけらもない仕事を日々こなしてきました。

これまで家族やごく親しい知人の前でだけ解放してきたこのホスピタリティの精神を仕事として発揮できる介護の仕事に、天職にちかい親和性を感じています。

プロフィール欄でも少し書かせてもらっていますがnewginは「高齢者」「子供」「動物」に妙に好かれやすいという妙な特徴を持っています。

施設の特性上、利用者のほとんどが80歳以上の高齢者なので、この特性はいかんなく発揮されていますね。

特に温和な表情をしているわけでもなく、誰よりも積極的にコミュニケーションをとりにいっているというわけでもないので、理由に関しては今のところ不明ですが、人付き合いにおいて様々な駆け引きが必要になってくる「20代~50代の(特に)女性」とのコミュニケーションが苦手だと感じている自覚があるので、もしかしたらそのあたりと関係してくるのかもしれませんね。

なんにしろ、今の職場ではまだ半人前のペーペーもいいところなのですが、私が少し長めの連休にはいるとき、利用者さんから「あなたが休みのあいだ、誰に相談したらいいのかねえ」と不安がられるほどの信頼を得ています。

3.通勤電車で余計なストレスを抱えないで済む

介護には全く関係ない部分ですが、電車通勤が自転車通勤に変わったことは想像以上に大きかったので少し説明させてください。

私newginは、かねてより「通勤時間ほど無駄な時間はない」という考えを持っていたので、ドアtoドアで30~40分程度で出勤できるエリアで職場を選んできました。

実質交通機関を利用している時間は15分程度だったので、通勤電車の苦労を自分は味わっていないと思っていたのですが勘違いでした。

短期間であれ通勤電車はストレスでしかありません、本当に。

だいたい、通勤電車に乗っている時間が短いと通勤時間中に勉強しようとしても中途半端です(なによりnewginの場合だとあんな環境の中では勉強に身が入りません)し、しっかり勉強するために通勤時間を伸ばすなんて、どう考えても本末転倒です。

何より、ただでさえ気が重くなるよう仕事を始める前に、ぎゅうぎゅう詰めの通勤電車で自分に負荷をかけてから仕事に突入するなんて、どれだけストイックだったのかと。今では通勤電車の存在を「社畜になる能力を高めるための訓練場」だったのではないかと疑っているくらいです。

▪最後に

今回ははじめての記事なので介護職への転職でよかった点と感じている点を思いつくままに書いてみました。介護職に従事しはじめて介護の先輩に、この仕事は「頑張るか頑張らないか」じゃなく「向いているか向いていないか」が重要だと話をされたのですが、今ではなんとなく理解できるような気がしています。

おそらくnewginは向いているタイプです。今の仕事楽しいですから。

これから看護1年生のわたしの気づきや思いを定期的に発信し、介護の専門家ではない今後両親の介護を考えていかないといけない世代の人たちと思いを共有していけたらと考えていますので、ときどきブログ見に来てくださいね。

それでは、さようなら。

介護1年生、newginでした。
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